上海から香港まで列車でいくひとの日記

特集１０　上海から香港まで列車でいくひとの日記　（ダンナ）

洋八似の彼は
途中駅　セッコウ省の金華西という駅で
降りました。
彼の故郷だそうです。

この彼が言うには
世界最大規模の商品市場がある
義烏（イーウー）の扱い品は
この　金華　という場所で
生産されているということで、
彼は　きっと　香港に商品を
卸しているのでしょう。

着ている服も洗練されていました。

宮里藍とは　結局　上海まで　一緒でした。
彼女の荷物を　見てみると
すべて　ディズニーグッズ。
間違いなく　香港ディズニー帰りでしょう。

浅草はなやしき　ではないことは確かでしょう。

手前　宮里藍系中国人　うたた寝しています。

こういうわけで、
ボクの　中身のまったくない
上海～香港　列車の旅は　
主だった収穫もなく
身柄だけは　無事に　収まりました。

ただ、ホテルのＮＨＫで　たまたま見た番組に
九州で活躍する　ジミ－菊池さんという
マジシャンのドキュメンタリーがありました。

今度　アメリカで行なわれる　マジシャンの大会に
打って出る　という　生きざま　と
真摯な　プロの仕事をしている　風貌が　
とても　尊敬できました。

さて、帰ってすぐに
外国人臨時居留届を近所の公安に提出しに
行きました。
長期滞在者はこれを届ける必要があります。

中国の列車の旅　というのも
まんざらではないことは　わかりました。

しかし、限度は　２０時間　ですね。
感覚的に。
あとの　７時間は余計です。

次回は　２０時間以内で　行ける所
を　タイタイ　と　旅行することを
約束しました。

最後に　上記　ジミ－菊池さんが　
これから世に出ようとする　ご子息に宛てた　手紙から

・・・　じぶんで　よく考え　いろいろなひと　場所・世界　を見て
　　　ガンバレ　　　　　　（ジミ－菊池）